マラソン ウルトラマラソン

(19.7.14)ウルトラマラソン再挑戦 その2

 亀ゴンコーチのもとで、ウルトラマラソン再挑戦のトレーニングを始めてから2週間たった。目標は毎日2時間のJOGをすることだが、暑い日があったり、雨が降ったりして、なかなか2時間走ができなかった。
亀ゴン、こお暑くては日射病になってしまうよ
駄目です、走ってください

 しかし、ようやくこの頃身体が慣れてきて、2時間走ができるようになった。だれていた身体に活が入ったようだ。
 現在のコースは、四季の道からおおど池を巡るコースで、一周約8kmのコースを2周している。ゆっくり流すように走っているので、これで約2時間かかるのだが、実際「甲州夢街道シルクロード215Km」程度のレースになると、時速は7km位しかでないので、トレーニングとしてはちょうど良い。

 超長距離走のレースに出た人は少ないと思うので説明すると、途中で食事をしたり、トイレに入ったりしているので、時速7kmと設定すると、走っているとときは7.3km位でないと7kmにはならない。
 この時間設定で約31時間でゴールに着く事になる。制限時間は36時間だからこれで十分なのだが、実際は最後は歩きになり、時速は5kmぐらいまで落ちるので、制限時間ぎりぎりの到着と思っていた方がいい。

 超長距離走のもう一つのポイントは、途中で長い休みを入れないことで、気持ちとしては36時間動きっぱなしの方が良い。動いている限り眠たいこともないし、気持ちもハイに保てる。
 一方、長い休み時間をとると再開する気力がなえてしまう。
足も痛いし、もうここまできたのだから、もういいや。それに最後まで走っても、それが何の意味があるの」こおしてリタイアをしてしまう。

 また、夜中の走り方には注意が要る。夜の甲州街道はトラックが飛ばしているので、身体にチカチカランプのようなものをつけて、自動車に注意を喚起する必要がある。しかしそれ以上に重要なのは、側溝の出っ張りなどに足を引っ掛けて転ばないことで、夜中の事故はこれが一番多い。

 身体がふらふらになった状態で転ぶと、大怪我になることが多く、そうでなくても足から血がでて気力が萎えてしまう。
 特に私は、すり足走法なので、よく転んでは捻挫の一歩手前まで行ったものだ。

 今は2時間走を身体に負担にならない程度まで、なれさせる予定だ。これに慣れてくれば次は、江戸川の堤に行って30km走50km走を入れたい。
 三郷から葛西臨海公園までが約30kmで、川間から葛西臨海公園までが約50kmだ。
 長距離走のトレーニング場として、江戸川ほど適している場所は少ない。私のとても好きなコースだ。堤の上を走るので景色が非常にいいことと、途中でリタイアする場所がほとんどないことがいい。
しょうがない、最後まで走るか」いやでも走らされる。

 こおして、「甲州夢街道シルクロード215Km」の準備が整い始めた。あとは病気や怪我をして練習ができなくなることだけ心配しよう。

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なお、このブログと関連する記事は以下のとおりです。
(ウルトラマラソン再挑戦)
http://yamazakijirou.cocolog-nifty.com/blog/2007/07/1971_ffab.html

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(19.7.1)ウルトラ マラソン再挑戦

 かつてはマラソンのことしか考えていなかった時期があったのに、昨今は情熱が極端に低下してしまった。
夏場で暑いせいもあるが、一日 5Km程度しか走らない。それも雨が降ったり、体調が悪いと走らないのだから、月間の走行距離は約100Km程度になってしまった。

 つい3~4年前までは、月間300Kmを目指してトレーニングしていたのだから、マラソンランナーをやめたと宣言しているようなものだ。

 走れなくなった一番の原因は坐骨神経痛に悩まされているためである。走り始めに、右の臀部と右足が極度に痛むため、なかなか快適なJOGができない。
10分間程度我慢すると痛みが引いて来るのだが、それでも若干の痛さは残る。重苦しい感じで走っているので距離を伸ばそうという気力もわかない。
このままではマラソンランナーから完全にリタイアしそうだ。

 こうした時は活入れが必要だ。精神的にも肉体的にもテンションをあげないと、一生マラソンから遠ざかってしまう。

 そこで、9月末にウルトラマラソンに挑戦することとした。「甲州夢街道シルクロード215Km」と言うレースで、長野の下諏訪から、東京の中央区まで、制限時間36時間以内でたどり着かなければならない。

 こうしたレースを予定することの効果は、練習に励むようになることで、坐骨神経痛が痛むなんて言っていられなくなる。
 
もっとも無理をすると、すぐ身体が痛んでしまうので、今回は優秀なコーチを招聘することにした。落ち目の選手が優秀なコーチのもとで復活した例は多々ある。
今回招聘したコーチは、亀ゴンである。亀ゴンは放送大学で運動生理学を学んでおり、亀レースでの経験も豊富だ。
特にあの「ウサギと亀のレース」で、ウサギに睡眠薬を飲ませて眠らせたと言う凄腕で、子どもの絵本のアイドルだ。

 さっそく、亀ゴンのコーチが始まった。

先生のフォームは右足とかかとの後ろに体重をかけて走ると言う偏りがあり、これが坐骨神経痛の原因の一つになっています。これからは、左足に重心をかけ、またやや前傾姿勢で走ってください。これでバランスがとれます
 まず、フォームの修正をしなければならないらしい。

今後、一日2時間のトレーニングをおこないます。速く走る必要はありません。200kmを越えるレースは最後は歩きになるのですから、時間をかけゆっくりと走りましょう
 かつて浅井えり子を育てた、佐々木功の「ゆっくり走れば速くなる」と同じ理論だとはわかったが、それにしても2時間はつらい。

亀ゴン1日、2時間の時間をとるのは、少し難しいのじゃないかい。ブログを書いたり、学校や清掃のボランティアをしたりしてると1時間がやっとだよ

まず私のことを亀ゴンと呼ぶのは止めていただきます。コーチと呼んでください」
 
私にレタスをねだっていたときとえらい違いだ。

たとえどのような事情があっても、2時間のトレーニング時間をとっていただきます。それ以下で200kmを越えるレースをすると、身体にダメージが加わり、二度とレースができなくなります。身体が重いときは水泳を2時間して、疲れを取ります
続くだろうか、コーチ

先生の最大の欠点は意志力が弱いことです。毎日2時間のトレーニングは体力よりも、意志力の強化だと思ってください。ウルトラマラソンは最後は意志力だけで走るレースです
亀ゴンに意志力が弱いなんて言われたくない。坐骨神経痛がなければいくらでも走る
 思わず声を荒げてしまった。

坐骨神経痛を理由にするところが、意志力の弱さです。これは亀ゴンとしてではなくコーチとして言っているのです
う-ん、亀ゴンは冷静だ

 こおして7月1日より、亀ゴンのコーチのもとで、9月末をターゲットとするウルトラマラソンのトレーニングが始まることになった。

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