医者

(19.6.20)下肢静脈瘤の手術について(愛誠病院)

下肢静脈りゅうを防ぐ・治す 下肢静脈りゅうを防ぐ・治す

著者:新見 正則
販売元:講談社
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 下肢静脈瘤と言う病気をご存知だろうか。膝から下の下肢の静脈に血液がたまり、表面からみるとこぶのように膨らんで見える病気である。
 立って仕事をする人に多い病気と言われるが、実はランナーの持病と言ってもいいくらい中高年のランナーに多い。足を酷使している人の病気だ。

 実は私も、この下肢静脈瘤に悩まされてきた。下肢の静脈は2本あり,本流は深部を通っているが、支流が下肢の表面を通っている。この支流の静脈弁が壊れて、血液が逆流し、静脈としての役割を果たさなくなった病気と思えばよい。

 なにしろ逆流しているのだから、逆流した血液が下肢にたまり、血管が膨張してこぶの様になってしまう。
  症状としては、足が常に重たい感じがする。静脈血がたまっている分、重たいのだと考えるとつじつまがあう。

 症状としてはそれだけなので、ほおっておいても問題ないのだが(ただし、まれに潰瘍になる)、静脈が異様に浮き出た足を見ると非常にうっとうしい。
 特にランナーは短パンで走ることが多いので、自分の膨れ上がった足を見るにつけ、気持ちがナーバスになってしまう。

 私は最初これが下肢静脈瘤と言う病気と知らなかった。下肢の静脈が浮き出ても、上腕の血管の浮き上がりと同じだと思っていた。
シルベスター スタローンみたいだ

 あるとき本屋で帝京大学の新見先生の下肢静脈瘤の本を見つけ、これが病気だと知った。
 その後はどうしても下肢を人に見せることがつらく、レースでもロングタイツを愛用することにした。
 しかし夏場はロングタイツは耐えられない。

 迷った末、帝京大学の新見先生の診察を受けに出かけた。4年前のことである。
 そこで紹介されたのが、下肢静脈瘤の専門センターが設置されている、板橋にある愛誠病院である。新見先生が顧問をしているが、実際はセンター長の白杉先生が全責任を負っている。

 私はここで、白杉先生の診察を受けたが、私の場合は手術が必要だと言われた。手術以外の方法では再発するので適切でないとの診断だった。
足が重いだけなのに手術はいやだ
 その後、1ヵ年ほおっておいたが、やはり静脈瘤は徐々に大きくなっていく。見てくれが大変悪く、気にすると足に痛みまで感じる。

 ようやく決心して、1年後に手術を受けることにした。左足が特にひどかったので、左足の手術だけをしてもらうことにした。
最悪、手術が失敗してもまだ右足が残っている

 結論から言うと、手術をしたのは大成功だった。

 第一に手術時間は約40分程度で局部麻酔でおこなったのだが、信じられないことに翌日歩いて家に帰ることができた。実際は日帰り手術も可能なようだ。

 第二に、白杉先生はこの道の専門家で、手術回数が多く、安心して手術を任せることができた。日本でも有数の専門医と言ってよい。。

 こんなに、あっさりと静脈瘤が除去できるなら、1年間も悶々と悩まなければ良かったと後悔した。
 今では、左足については完全に静脈瘤が消えており、なんら副作用もない。逆流していた静脈がなくなっただけでも足は快適になっている。

 だからもし、私と同じように下肢静脈瘤で悩んでいる方がいれば、ぜひ愛誠病院の白杉先生に診断をしてもらうことをすすめる。

 なお、手術の詳細の経緯は以下のとおり

① 足の3箇所に局部麻酔をする。大腿部の付け根、膝の下、くるぶしの上。そしてこの部分を切開して、静脈としての機能を果たさなくなった支流の静脈を縛る。なお、本流の静脈があるので、支流の静脈を縛ってもなんら問題がない。痛みは麻酔を打つときだけ。

② その後、膨らんでこぶのようになっていた静脈部分を切開して抜き取る。場所はこぶになっているところ。抜き取るときに皮膚や筋肉を引っ張るので、非常に気持ちが悪いが、我慢の範囲内。

③ 費用は、保険を利用して7万円程度。私は土曜日に手術を受けたが1泊して翌日は歩いて家に帰れた。月曜日の仕事にはなんら支障はなかった。JOGは1週間後から再会可能。

 なお、愛誠病院および専門センターのホームページは以下のとおり
(愛誠病院
http://www.aisei-byouin.or.jp/dock_kenkou_access.htm

下肢静脈瘤センター
http://www.aisei-byouin.or.jp/jyomyaku_top.htm

新見先生の下肢静脈瘤にかかるホームページ
http://www.med.teikyo-u.ac.jp/~varix/

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(19.6.8)名医をみつけた(かない内科)

 正直言うと私は気が弱い。かみさんからは「蚤の心臓」だといわれる。
いくら何でも蚤の心臓はひどい。チキンの心臓といってほしい」懇願した。

 実は「蚤の心臓」といわれるには理由がある。病気になるとからっきし意気地がなくなるからだ。
 今回もそうだった。

 この4月にバリ島で海水をたらふく飲んでから、体調を壊した。最初はインフルエンザのような症状だったが、それが治った後も胃の周りの不快感が1ヶ月も続いた。
1ヶ月も続くなんて、もしかしたら胃癌じゃないかしら
 気持ちがそぞろになった。
 朝起きると真っ先に胃の状態をチェックする。そう思っただけで胃の周りの不快感が増す。
間違いない。胃癌だ

 あわてて、いきつけの Oクリニックに予約を入れたら、1週間後でないと予約が取れないという。
1週間も胃癌かどうか悩んでいたら、それこそ末期癌になってしまう。すぐ見てくれる医者を探そう
 ホームページで検索をしたらかない内科」がでてきた。ジャスコの近くで、てごろな距離だ。
選択の余地はない。胃のレントゲンでも、胃カメラでもいいから胃癌かどうか確認してもらおう

 いつものように、病状の経緯をペーパーにまとめて持っていった。私は記録魔だから、すぐに病状記録ができる。
 かない先生はペーパーをじっくりと読んで、「まず血液検査をしましょう」と言った。バリ島の水を飲んだということから「肝炎」を疑っているらしい。非常に落ち着いた温和な先生だ。

 こちらは胃癌だと確信しているので、胃の検査をしてもらいたかったのだが
胃の不快感を取るための漢方薬を出しましょう」というのだ。
あの、漢方薬ですか
ええこれで1週間、様子を見ましょう
 温和だが断固としている。医者の言うことにはさからえない。

 血液検査の結果は翌日判明したのだが、まったく問題がなかった。
一方、胃の不快感は1週間たってもなおらない。
今度は絶対胃の検査をしてもらうぞ。なんてたって胃癌なんだ
 強い決心でかない内科を再訪した。

まだ胃の調子がよくありません
もう2週間、漢方薬を飲んでください。それでなお不快感があるのなら、胃カメラで検査をします
あの、レントゲンですぐ見てもらえないでしょうか
胃カメラでないとわかりません」温和だが、相変わらず断固としている。

漢方薬で様子を見るなんてひどい。他の医者だったら胃のレントゲン検査をすぐするのに。ヤブではないのか
 ひどく不満だったが、漢方薬を飲み続けた。

 ところが、信じられるだろうか、いつの間にか胃の調子が直ってしまったのだ。病気だったことも忘れてしまっている。
本当!!! 漢方薬で胃が直ってしまった

 かない先生はすぐにレントゲンをとって余計な放射線を浴びさせることもしないし、胃カメラも十分様子を見て、必要がわかってからしか実施しない。 実際胃カメラを飲むのは死ぬ思いになるのだから、この苦しみを与えないだけでも名医といえる。
 薬はもっとも副作用の少ない漢方薬だ。医者で漢方薬を勧める人はめったにいない。
 金儲けのために検査漬けにしないし、薬漬けにもしない。なんという立派な態度だろう。

うぅーん、かない先生は名医である。大先生だ。赤ひげだ」すっかり評価が変わった

 考えてみれば、バリ島での息子の結婚式に疲れていたのだ。いつもの神経性胃炎になってしまった。それを癌だとおもったにすぎない。
 私のような「蚤の心臓」で癌恐怖症の患者にとっては、最適な医者だ。
 おゆみ野にこんなすばらしい医者がいたなんて感動してしまった。

 かない内科のホームページは以下のとおりです。

 http://hospital.health.goo.ne.jp/detail.php?pcd=12&icd=04400&hid=fbj-155505

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