(19.5.11)山岳写真について
私の趣味の一つに登山がある。登山仲間と行くこともあるが、最近は単独行が多い。特に定年になってからは、気の向いたときに登山をするので、仲間との日程調整が難しいからだ。
昨年の9月半ば、思い立って北アルプスに登ることにした。家族で松本の親戚を訪問し、その足で上高地に行くことになったからである。
「上高地まで行くのなら、登山をしよう」
ベースキャンプを徳沢のテント場に張り、周りの山にピストン登山をすることにした。ピストン登山の場合は、若干の食料と衣類と水だけで登山できるので、通常の時間の約半分で歩ける。
したがって、どこの山でも日帰り圏内になる。このときは蝶ガ岳と北穂高岳に登った。
実は、そのときの写真を公開したのだけれど、はっきり言って躊躇する。なにしろ「昔、山岳写真に入れ込んだ」と言った手前、それなりの作品でないと「山崎って、単なるほら吹きか」と言われてしまう。
[うぅーん、どうしよう」
それでも、清水の舞台から飛び降りたつもりで掲載することにした。
「へたくそと言われたら、ペットの亀に慰めてもらおう」
少しだけ弁解をさせてもらいたい。実は、日本の山岳写真のレベルは世界最高水準にある。この水準に押し上げた功労者は白旗史朗氏で、彼が雑誌「山と渓谷」に発表した作品を見て、山岳写真家を志した人は数知れない。
特に白旗史朗氏がすごいのは、それまで山岳写真のモデルにならないと思われていた南アルプスをモチーフに選び、一級品の作品にしてしまったことだ。どんな山容でも写真にしてしまうほど、氏のレベルが高い。
だから、こんなにレベルの高い山岳写真の世界があるのに、自分の撮った二流の写真を掲載するのは恥ずかしい。しかし恥を忍んで掲載させてほしい。恥をかくのも人生だ。またスライドショーで見て下さい。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/hHJmEL
(追伸)
昨日の都川源流の清掃作業で出てきたゴミは、地域整備センターのYさんがトラックを出してくれて、緑環境事務所に運び込みました。
リーダの I さん、力持ちのAさん、と私の3人が回収作業に参加しました。
ほとんどのゴミが片付き、里山は見違えるほど美しくなっています。
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