(19.3.24)すべてがタダになっていく ブログの世界
すべてがタダになっていく。コンピュータや通信の世界の話である。私が通っているパソコン教室のサイモン先生(ブログ名)によると、「使いたいソフトや通信手段はほとんどタダで手に入れることができる」のだそうだ。
「したがってその手段を知っているか否かによって、生活の質がまったく違ってくる」ことになる。
早い話が私が今使用しているブログはニフティーのココログだが、まったく費用がかかっていない。「フリー」といってまったくタダなのだ。私は機能比較のため、ココログを含めて6つのブログを運営しているがすべてタダなのには驚かされる。
これがどんなにすごいことなのかは、かつて私が所属していた会社のHP(ホームページ)の運営を見れば分かる。HPの内容は主として新規採用者に対する情報提供を目的としていたが、年間10百万円程度かけていた。会社案内程度の内容に10百万円もかかるのだ。
もう一つ、私が研究しているのにヤフーグループと言う機能がある。一種のグループウェアで、これもかつて私が所属していた会社では、ロータス・ノーツを使用して運営していた。正確な費用については忘れたが、年間1億円程度の費用がかかっていた。ゼロ円対1億円なのだから驚かされる。
もっともいくつかの弱点がある。利用させてくれる会社が勝手に広告を張ることで、いわばTVの民放と同じ方式だ。民放では、視聴者はタダで放送を見る代わりに、コマーシャルを見させられている。同じようにブログにもグループウェアにも広告が入る。
二つ目の問題は、品質が保証されていないことで、これが企業がこれらのタダの機能を使用しない最大の理由になっている。しかし個人では話が違う。個人は金がない。私のような年金生活者は特に金にはシビアだ。品質より費用である。
このヤフーグループと言う機能を知ったのは、ちはら台走友会に入会し、そこでこれを使用していることを知ったからである。
この機能のポイントは二つあって、メールの同胞配信機能と作成したメール等のデータベース機能である。個々の機能としては従来からあったものだが、それをまとめて、しかもタダで使用させてくれるところが大きく違う。
なにしろタダなのだ。何度強調してもいい。
もうひとつ研究している機能にスカイプと言う機能がある。タダの電話網と思えばよい。国内だけでなく、国際的にもタダなのだ。しかもテレビ電話になっている。私には現在、外国に電話をかける相手がいないが、もしいれば国際電話がタダになるところだ。
昔、ロシアに友達がいたころKDDIの国際電話で5分から10分程度かけただけで、5000円程度かかっていた。当時のロシアは電話通信環境が特に悪かった。ダイレクトでつながらず、必ずオペレータを通すのだが、長くなるとオペレータが勝手に電話を切ったりして、欲求不満がたまったものである。
それもタダになるのだ。ただしスカイプにも弱点があって、回線が混んでくると急激に音質が悪くなる。したがって企業では使用できないが、個人レベルでは十分に通用する。
最後になるが、私が現在最も重宝しているのは、ウィキペディアと言うタダの百科事典である。コンピュータ上で簡単に検索できるすぐれものだ。愉快なのは、この百科事典の記載者は単なる物知りで、自分の知識をタダで公開してくれる。私もおゆみ野四季の道の記載者になるつもりだ。使ってみれば分かるが、分からないことはほとんどないといって言い。あらゆる知識がコンピュータに詰まっている。
この世界にはタダで使用できる機能が山ほどあり、しかもどんどん増殖しており、品質もよくなっている。知ると知らないでは天と地との差がある。
特に私のように時間が自由にある年金生活者にとっては天国のような世界だ。じっくり研究して、最も合った機能をタダで自由に利用させてもらえる。
これが天国でなくて何といえよう。興奮して夜眠れなくなってしまったほどだ。
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