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(19.7.15)会社の同期会

 会社の同期会が先日開催された。私が会社に入ったのは昭和45年だから、今から37年前の同期生ということになる。私が勤めた会社はある金融機関だったが、同期生は29名だった。
 途中で1名病死したので、28名がこの会社に留まった。そして53歳前後まで働き、そしてその後関連会社の役員等を務めているのが、最も平均的な人生航路になっている。

 同期会は毎年開催されているが、出席するのは15名前後で、メンバーは固定傾向にある。集まるのは相応の地位と名誉があってどこにでも喜んで出席する人か、当初から出世に無頓着で、自分の人生を歩んだ人で、幸か不幸か私は後者に含まれる。

 一番難しいのは中途半端に出世した人で「俺の人生はもっと華やかだったはずだ」と思っている人は、心にわだかまりがあるため、こおした同期会には出席しない。

 宴がたけなわになる頃、各人が5分程度の近況報告をするのだが、報告内容が今年はとても淡白になってきたように感じた。
 ある会社の社長をしているA氏は、以前はその業界の将来像と自分の役割について、熱っぽくしゃべっていたが、今回は「社長は、仕事をしないのが一番で、社長が先頭に立って仕事をしている会社は部下がそだたない」と言ったのには驚いた。

 実はA氏だけでなく、ほとんどの人が引退時期が来たためか、第二の人生をどう過ごすかに触れており、会社人生が最後のコーナーに差し掛かっていることを彷彿とさせた。
 かつては仕事のことしか話さなかった人が、老後生活のビジョンを述べている。

 私の場合は、すでに昨年の八月に会社を退職しており、ボランティア人生を送っているので、そのことを話したが、全員が興味を持って聞いてくれるのには驚いてしまった。
 従来は私の生き方は異端であり、出世競争を無視してマイペースで生きる生き方は、同期の人からは「まあ、山崎は特別よ」と見られていたのが嘘のようだ。

こう見渡してみると、身体も心も元気なのは同期のなかで山崎だけだ」ある総研の社長をしているB氏の評価である。
 心はともかく、身体が壮健なのは確かだ。毎日、2時間の清掃活動と、同じく2時間のJOG、それと2時間のブログ作成が日課になっており、これ以上規則正しい生活はないのだから、身体はいやがうえにも健康になってしまう。

 金融機関における人生行路をご存知だろうか。
 私が勤めた金融機関では、通常同期の人の中から2名前後が役員になり、他は53歳前後で関連会社か、一般企業の役員になって出て行くことが多い。
 定年は一応60歳だが、男性の実質的定年は55歳で、実際はそれ以前に役員候補以外は退職をする。55歳以上でまだ勤務すると年収がそれまでの60%にカットされ、役職も解かれ、退職金の割増支給もないため、企業に残る人は女性のみになっていたのが実情だった。

 実は私はこの企業に60歳まで勤めたのだが、これは異例中の異例と言える。人事部から関連企業への転出を斡旋されたが「私は、この企業に60歳まで残ります」と言って斡旋をけったものだから、人事部が頭を抱えてしまった。
 それでも今までの私の生き方を知っていた人事部長が「まあ、山崎は特別だから、いいことにしよう」と認めてくれたのには心から感謝をしている。

 昨今はさらに62歳までの定年延長が認められたが、この場合は月収がほぼ20万円程度に押さえられる。月収と年金で生活できるレベルが月収20万円の根拠になっているらしい。
 私は60歳で、この企業をやめて第二の人生を歩むことにしていたので、さすがにこれ以上勤めることはしなかったが、この20万円のレベルは60歳以上の人ではまあまあの世間相場であることを後で知った。
なるほど、世の中は厳しい」正直な感想である。

 こおして今年の同期会は終わった。不思議なことに入社時の和気あいあいとした雰囲気が、退職が近づいて再び出てきた。
これからの第二の人生は山崎みたいに生きたいものだ」誰も明確にそお言ったわけではないが、そおした雰囲気はひしひしと感じられた。

 

 

 

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