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(19.6.6)退職記念 トルコ旅行

 昨年の10月、退職記念としてトルコに旅行した。こうした場合、通常はかみさんと出かけるのだが、私は娘と出かけた。なぜ世間一般のようにかみさんと行かないかの説明はかなり難しい。
 一言で言うと趣味がまったく合わないので、一緒に旅行するとしばしば喧嘩になってしまうのだ。

 かみさんの外国旅行のイメージは、高級ホテルでゆったりと食事をし、遺跡巡りなんかはそこそこに切り上げて、ショッピングを楽しもうというものだ。
 一方私の旅は基本的に貧乏旅行で、最低価格の航空券で場末の安宿に泊まり、食べ物は生きていければ何でもよく、遺跡めぐりに一日中歩き回るものだから、どだいかみさんと旅行するのは無理というものだ。

 その点、娘は適応範囲が広く、私との貧乏旅行でも平気だし、かみさんとの豪華な旅行でもOKというわけで、なにかと旅行の相棒として適している。

 今回のトルコ旅行はシーズンを避けていたため、8日間で13万円と格安のツアーだったが、この種のツアーにつきもののハードルをクリアしないと旅行を楽しめない。

 一つは、飛行機の便がとても悪く、今回もアエロフロートを利用したモスクワ経由だった。
アエロフロート? 落ちないかしら」娘の心配である。
 しかもモスクワからすぐに乗り継ぎができるわけでなく、シュレメチェボ国際空港という、世界でもまれな薄暗く陰湿な雰囲気の空港に6時間も待たされてしまった。

 実はシュレメチェボ国際空港が、なぜこんなに陰湿なのかは理由がある。ソビエト時代の空港の役割は、外部から侵入してくるスパイを摘発するのが、最大の目的だったからである。
 日本でいえば、江戸時代の関所と同じで、関所に6時間閉じ込められたと思うとイメージが合う。

 もう一つのハードルは、旅行費用が格安のために、ツアーコンダクターは本業の給与では暮らしていけないということだ。そのため副業に精を出さざるを得ない。
  ここトルコでは、ツアーコンダクターはレザーコートトルコ絨毯宝石店の契約店を持っており、そこにお客を連れて行って、購入金額の一定割合をバックペイしてもらうことで生活している。

 したがって、こおした商品を旅行客に購入してもらうためにじつに涙ぐましい努力をする。
 旅行案内そっちのけで、
トルコのレザーがイタリアに輸出され、いわゆるイタリアの有名ブランド品はすべてトルコからの輸入品で、ここで購入すると格安で入手できる
トルコの絨毯のうち、シルク絨毯が世界一でヘレケという場所で織られている。シルク絨毯はもともとトルコの王様だけが利用できた高級絨毯だ
の指輪はトルコ石だけで、この店は格安なので、ここで買ったのよ

 こおした話が延々と続き、件の店に案内されると、入り口と出口のドアーが閉められて、マンツーマンで売り子が購入を迫る。
  最初から、レザーコートや絨毯やトルコ石を購入しようとした人はともかく、そうでない人は断るのに汗だくだ。逃げ場もない。

 なにしろ、レザーコートの値段は10万前後、トルコ絨毯にいたっては50万から100万もするのだから、インターネットを駆使して、格安の旅行代金をGetしたと喜んでいた身には、晴天の霹靂に等しい。
トルコ絨毯を買う費用で、何回も外国旅行ができてしまう
 悲鳴を上げている。

 私はこうしたツアーになれているので、トイレに行くと称して、会場から抜け出したが、どう見ても裕福とは思われないOLが何十万もするトルコ絨毯を買わされていた。
私、日本帰ったらしばらくお茶付けしか食べられなくなっちゃった
 冷静になったときの感想である。

 格安パックツアーのハードルは以上の二つで、これさえ乗り越えれば楽しい旅行になる。個人旅行に比較して、信じられないような高級ホテルに格安の料金で泊まれるし、食事の心配はしないでよいし、何よりもバスでどこでも連れて行ってくれるので、バスや鉄道の切符の購入で頭を悩ますこともない。

 私は昔は個人旅行しかしなかったが、最近はパック旅行もよく利用する。パックツアーのハードルも慣れてしまえば、対応方法はいくらでもある。要は買わなければ良いだけだ。
 そのかわり私は気に入ったツアーコンダクターや運転手にはチップを渡すことにしている。いらないものを高価な価格で買わされるより、よっぽど気持ちが良い。

 今後トルコ旅行シリーズをブログに掲載する予定である。
今回は、Web写真としてはコンピュータ絵画の何枚かを作ってみた。見ていただければ幸いです。

 http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/yZwKgI

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