(19.5.10)里山開発さらに進む 都川調節池
都川源流の里山開発はさらに進み始めた。会員も1名増えて9名になった。この日(9日)は6名が集まり、笹の生い茂った斜面の笹薮の除去を行った。ここは道に面した斜面で、残念なことにゴミ捨て場の様相を呈していた場所である。
笹を除去すると、数え切れないほどのゴミが出てきたが、今回そのほとんどを回収できた。10日には県の地域整備センターが、ゴミの回収車を出してくれるので、ずいぶん美しい里山に生まれ変わるはずだ。
まだ、路上生活者が捨てていった缶やペットボトルが山ほど残されているが、それを除けば一応のめどは立ったといえる。
かつて、私が一人でゴミの回収をしていたときは、道路から見えているゴミをとりあえず拾っていただけだが、都川源流の自然再生をはかる会ができてからは、里山は見違えるほど美しくなっている。
今回は信じられないようなことが2つあった。
一つは、おゆみ野ウォーカーズの女性メンバー二人が、この里山再生活動に参加してくれたことである。
おゆみ野ウォーカーズのブログは私のお気に入りに入っており、定期的にチェックしていたが、今回なぜ女性二人が参加してくれたのか知らなかった。
改めてブログを見てみたら、5月9日のブログ(http://oyw.cocolog-nifty.com/blog/)に参加の経緯が書いてあったので、理由が理解できた。ウォーカーズのメンバーがこの里山を散策していて、作業をしていたリーダの I さんに会い、この日(9日)が定例の作業日だということを知ったようだ。
いままで男衆だけの作業だったが急に華やいでしまった。
もう一つは、私のブログの愛読者のKさんが、ブログで定例の作業日であることを知って、差し入れに来てくれたことだ。
この日は千葉は夏日で、気温は瞬く間に上昇し、水を飲まないと熱射病になるような状態だったので,本当に助かった。
日陰で団欒しながら、Kさんの差し入れの清涼飲料水や果物やパンをご馳走になってしまった。
しかしそれにしても、老年パワーはすさまじい。再生をはかる会のメンバーは、全員60歳以上であるが草刈や道つくりを軽々とやってしまう。ゴミの回収はお手の物だ。
はっきり言って、体力のない若者などまったく寄せ付けないほどの活動力だ。戦後の日本を支えて来た、男魂のようなものを感じた。
「まだこうした人たちが生きている間は日本は大丈夫だ」
急に自信が出てきた。
今回の活動記録についても、写真で紹介します。記録写真なので、ゴミの写真が出てきますが、私たちがどのような場所を再開発しているか見ていただきたいと思います。スライドショーで見てください。
なお、次回の作業日は20日の午後1時から3時を予定しているので、里山開発に興味のある方は是非ご参加ください。。
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コメント
2021-2-14春の日差しの中を緑区役所横から「秋の道」をノルディックウオークしようと歩きはじめましたが、小谷津小の前まで来て左手の方を見たところ、遊水池の回りを道路がぐるりと囲んでいることがわかり、「秋の道」は止めて遊水池を一周しました。途中「都川源流の自然再生をはかる会」による野鳥や昆虫、草花の綺麗な写真の掲示板を見たり、遊水池の土手にゴミが見当たらないことに関心しながら、広大な空間を堪能出来ました。帰宅して早速ネットを検索したところこの投稿欄に出会い投稿させて貰いました。既投稿の日時がかなり古いので今もまだ続いているのか分からないまま投稿しています。最近のご活動を知りたいです。私は辺田町に住んでいますが、かって千葉市が行った「都川を美しくする会」(CTC活動)に参加して、支川都川の辺りを見て回っていましたので、いまだにこの近郊には関心を持っています。
投稿: 横田 能治 | 2021年2月15日 (月) 11時57分