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(19.3.31)最近の四季の道

330_013  最近の四季の道の現状を書くことは大変につらい。有吉中学校から扇田小学校にかけての春の道周辺で、器物の損壊や、自転車の盗難、ペンキによるいいたずら書き、オートバイの破壊等が後を絶たない。

 私は、ほぼ毎日清掃活動をしているので、どうしてもそうした現場に居合わせてしまう。その都度、千葉南警察署や、千葉南土木事務所に連絡しているのだが、気分がどうしても滅入ってしまう。

 特に器物の破壊については、私が適切な対応ができないので最も悩んでいることだ。春の道橋街路灯については、約2週間前に春の道公園側が破壊され、2日ほど前は、扇田小学校側の街路灯が破壊されてしまった。破壊されていない街路灯を見つけるのが難しいくらいだ。

 また、これも数日前に有吉中学校周辺の壁や指示板に赤のペンキで落書きがされていた。私自身は見ていないのだが、有吉中学校の校門前の壁に、特定の先生を名指しした敵意ある落書きがされていたという。これは学校側ですぐに、上からペンキを塗って消したらしい。
 また個人の家の外壁に、赤い線が一直線に引かれており、その家の主婦が、当惑しながら消していた。

 ますますひどくなる破壊や、落書きを止められないのが口惜しい。捨てられるごみの量が増えることや、犬のウンチが増えること程度であれば、私がどうにでも対応する。ペンキの落書きについても少々のことであれば、上からスプレーで消し去ることもできる。

 しかし、街路灯の破壊や、バイクの破壊、自転車の盗難については何とも手の打ちようがない。警察に届ける端から、次々に発生するので、届けることだけで、疲れきってしまう。

 先日、清掃活動をしていた時、明らかに四季の道を始めて歩いているというそぶりの人が私に「イヤーすばらしい景観ですね」と感嘆していた。
 私は危うく「表面はそうですが、実際はひどい破壊がされているのですよ」と言いそうになってしまった。

 昔見た「アルジェの戦い」という映画を思い出す。アルジェリアの独立を目指すFLNと、それを抑えこもうとするフランスの精鋭部隊との攻防を描いた、ドキュメンタリータッチの映画だ。
 私が思い出すのは、そのときのフランスの落下傘部隊の指揮官マチュー大佐(その後将軍)の言葉だ。
サナダムシは頭をたたかなければけっして死なない

 正直言ってこれは、悪質なサナダムシが徘徊しているのだ。そのサナダムシを突き止めて、頭をたたかなければ解決しない。何ともやりきれない話になってきた。

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