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(22.1.18) 守り人インタビュー 放課後子ども教室コーディネーター

地区の守り人インタビュー

 第5回 放課後子ども教室コーディネーター

 2010年守り人インタビュー、トップバッターは放課後子ども教室コーディネーター松田さんおゆみ野南小学校区)と湊さん泉谷小学校区)です。1月9日おゆみ野女性の会が主催した「まちづくりフォーラム」が契機となって、お話しを伺うことになりました。また、小谷小学校区のお話しは実行委員の経験がある角川さんにお話しを伺いました。

Q. 「放課後子ども教室」とは、どんな取り組みですか。

A. 
学校が週5日制となり、土曜日や放課後を過ごす子どもたちの対策として、生涯学習振興課が「地域子ども教室」を試験的に行いました。モデル校として扇田小学校が選ばれ、地域の方による昔の遊びなどが行われていたのを覚えていらっしゃる方も多いと思います。その後、平成19年度から千葉市内全ての市立小学校で行っています。放課後の子どもたちに安全で安心な居場所を確保すると同時に、勉強、スポーツ、文化などの体験活動を通して地域住民との交流を図ることを目的としています。各小学校区の状況に応じて、様々な活動を行っています。小学校によって「わくわくキャンパス」の名称で参加登録を募っています。

Q. コーディネーターの役割を教えてください。

A. 小学校区ごとの活動の総合的な調整役です。活動プログラムの企画作りから保護者への参加の呼びかけ、小学校との連絡調整、地域の協力者の確保と登録、もちろん活動実施と運営の全てを行っています。

Q. 各小学校区での活動を教えてください。

A.泉谷小
 21年度は6月おゆみ野道の小川での「ざりがにつり」に始まり、毎月2、3回のペースで3月まで20回を企画しました。インフルエンザの流行で中止となった企画もありますが1年生から6年生まで20~50人の児童が参加しています。1、2年生の参加は保護者同伴としています。活動中は、毎回5~15名ぐらいの保護者が子どもたちを見守っています。

 また、人数は少ないのですが、発足当初から子どもたちの囲碁・将棋や話し相手をしてくださる地域のボランティアの方もいらして、度々足を運んでくださっています。千葉工業高校の生徒によるロボット相撲の実演は2年目となり、今年大学に進学した学生が介護ロボットを持参して参加してくれました。感動でした。また、クリスマスに焼き芋をしたり小学校のカリキュラムでは体験できない活動も行っています。

.おゆみ野南小 21年度は毎週木曜日、4年生以上の子ども30人前後、おとな5、6人で行っています。手芸、スポーツ、学習の3班に分かれています。その日やりたいことは子どもが自由に決めています。また、このグループとは別に10月から3年生以上の子ども42名が登録して山崎次郎さんのマラソン教室を開いています。2月に開催される「おゆみ野四季の道駅伝大会」を目標に練習を重ねています。

A.小谷小 19、20年度は毎週木曜日プログラムを決めて、いろんな活動を行いました。焼き芋、ドッジボール、教頭先生の科学ショー、休日に「房総のむら」へバス旅行もしました。コーディネーターの他に実行委員10名で一緒に、先ずおとな自身が楽しく活動していました。21年度は小学校が音頭を取って活動していると聞いています。

Q. ご苦労も多いと思いますが・・・。

. 活動の主体は地域ボランティアですので、教室などの小学校施設の使用や時間の調整に苦労する場合があります。千葉市の所管が教育委員会の生涯学習振興課ということもあってか小学校によって対応に温度差があるようです。

 また、おゆみ野は若い街、人の出入りの多い街なので、おとなのコミュニティーも成熟していません。地域のシルバーパワーの力を借りたいのですが、コーディネーター自身の地域でのつながりの弱さを感じることもあります。コーディネーターが一人で抱え込んでしまう場面もあります。

 1、2年は良いのですが、それ以上となると正直しんどいですね。おゆみ野に信頼できる人材バンクがあれば良いなと思うことがあります。でも、受け身にならず、やりたいこと、出来ることを実践して行こうと心掛けています。

Q. 孤立感が募るとホントしんどいですよね。

A. 年に1、2回ですが「コーディネーター友の会」と称してコーディネーター同士の情報交換を行っています。お互いの活動に参加し合ったりしています。同じ活動を共有しているので悩みを話したり聞いたり、少し元気になれる貴重な時間です。

Q. これからの抱負をお聞かせください。

A. 22年度も千葉市でどのようにこの事業が継続されるかは未定です。コーディネーターの交代もあるでしょう。苦労も多いのですが、放課後の子どもの居場所作りは大切ですし、参加した子どもとおとなの笑顔や、活動の中での感動に苦労を忘れてしまいます。千葉市の事業として継続して欲しいと願います。

 これまでのように各小学校区が個別に活動するばかりでなく、企画や人材の交流も図りたいものです。中学校との連携も今まで以上に取れないかと感じます。コーディネーターの負担を出来る限り軽くすることも必要です。そのためにも、コーディネーターの同士のネットワークが重要です。そして、何よりも地域の皆さんの協力を一人でも多く得られるよう人と人とのつながりを大切にして行きたいと思います。

取材の感想

 予習で知ったのですが「放課後子ども教室」は、「放課後児童クラブ」(千葉市は子どもルーム)と並んで文科省と厚労省が連携して推進している国の施策である「放課後子どもプラン」の一翼なのです。

 守り人の中でも少年たち(主に中学生)の地域での居場所作りが非行や犯罪を予防する鍵であり、何とか具体化したいと話し合っていました。放課後子ども教室で培ったコーディネーターの皆さんのノウハウは地域の財産であり、小学校を中心とした地域のつながり作りに協力して行こうと感じました。

 守り人もコーディネーターのネットワークに加えてください。守り人ネットワークからの人材の紹介も可能ですよ。また、困ったことがあれば、守り人に声を掛けてください。一人で悩むよりみんなで話した方が気が楽になると思いますよ。
さて、もう一翼の子どもルームも気になり始めた今回のインタビューでした。

                                         以上

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