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(21.10.25) 守り人インタビュー 保護司

第2回 保護司

 新企画、2回目は保護司のTさんにお話しを伺いました。

Q. どんなお仕事ですか。
A. 保護司法に基づいて法務大臣から委嘱を受けた非常勤の国家公務員です。保護司は犯罪や非行をした人に対して、更生を図るための約束事を守るよう指導し、生活上の助言や就労の援助を行っています。また、少年院や刑務所に収容されている人が釈放後に円滑に社会復帰出来るよう帰住先の調査、受入態勢の整備等の環境調整も行っています。

Q. 緑区には何人の保護司がいるのですか。どんな人がなれるのですか。
A. 緑区の定数は24名ですが、現数は22名です。社会的信望があり、熱意と時間的余裕がある人。地域に精通した人であれば、誰でもできる縁の下の力持ちだと思っています。但し、活動は守秘義務を伴います。

Q. 保護司を辞めるのは、どんな時でしょうか。
A. 健康に自信がなくなった時。病気や仕事などで活動に支障が出た場合などです。保護司の任期は一期2年、定年は75才です。

Q. 保護司の活動で危険を伴うことはありませんか。
A. 保護司のもとに来る人は一般に量刑が軽く、全く危険を感じたことはありません。

Q. 来訪と往訪とは?
A. 来訪はこちらから対象者のもとに出向くこと、往訪は対象者が保護司のもとに出向いて来ることです。二つの形で面談をします。月に1~2回近況や社会復帰の状況を面談で観察することが義務付けられています。

Q. 面談で感じることは、どんなことでしょうか。
A. 犯罪の背景や仲間との関係、また家庭環境など様々な事情があります。でも、素直な心を持ち、一日も早く社会復帰を願う対象者が多いと感じています。対象者がウソを付いた場合、2~3回の面談で辻褄が合わなくなるので分ります。また、言動の中から感じ取ることができます。

Q. Tさんが保護司になった経緯をお聞かせください。
A. 平成3年に先輩保護司より推薦を受けました。父親も保護司をしていたので若干活動内容を理解していたこともあり、引き受けました。

Q. この地域の状況に、どんな思いをお持ちですか。
A. ここ数年、緑区内での非行少年の増加が際立っています。子どもに対する毅然とした姿が親にありません。「自分の子は違う。」と楽観せず、学校と連携して子どもを取り巻く環境の悪化を防いでほしいと切に願います。事件を起こし警察での取り調べ、家庭裁判所での審判を受け少年院送致、または保護観察対象となった少年たちが保護司扱いとなります。対象者は保護司と次の3点を遵守し更生することを確認します。
① 一定の住居に居住し、正業につくこと。
② 健全な生活態度を保持すること。
③ 保護観察官及び保護司による指導観察を誠実に受けること。
少年の場合、特に家庭の支えがないと再犯率が高くなる傾向があります。
最も大事なことは、事件を起こす前に予防することです。子どもの顔色を気にするのではなく、親の毅然とした態度が必要です。また被害に遭った時はうやむやにせず、警察に必ず被害届を出してください。暴力団の影が見え隠れする場合も、怖がらずに警察に相談してください。子どもを守る第一の責任は親にあることを忘れないでください。

新企画 守り人インタビュー

 おゆみ野での生活を守るために、毎日働いている(活動)している人々がいます。そんな守り人を取材し、その声を聞き、本ブログで紹介していくことにした。
 私たちの暮らしの安全は、決して一人の力だけでは実現しない。たくさんの人々の取り組みが折り重なることで成り立っている。知っているようで、詳しくは知らない仕事。よく知っているけど、あらためて聞いてみると「なーるほど!?」と感じる仕事。陰に日向に、私たちの暮らしを見守る人々。その姿を共有することは、おゆみ野の生活環境をよりよいものに高めて行くステップになると信じている。
緩やかな連携でもいい、自分自身が僅かでも出来ることから一歩ずつ互いに歩み寄り、前進することの契機になれば幸いである。読者からの意見、また、「この守り人、こんな仕事を取材してほしい。」などのリクエストもお待ちしています。

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