(21.6.24) 物造りの精神(2)
私の書いた拙文(6/04)「物造りの精神」
と題して、GMが倒産に至った一因についてふれた。
「アメリカ的な手法(金の力による買収や合併など)でなく物造りの基本に立ち返って、出直すことではないだろうか。
慣れないことに手を出し失敗する様を「武士の商法」と揶揄するが、GMも今こそ本業のモノ造りに精を出すこと、それこそが再建の近道ではないだろうか。」
と。
今 日(6/16)の毎日新聞の読者の投書欄(みんなの広場)にこんな投書が掲載されていた。投書者は、日本の大手輸入車販売会社でGM製品を30数年間もセールスマンをしてきた人です。
「当時はアメリカ車ブームで、品質は今ひとつで故障も多かった。お客さんもおおらかでさほど苦情もありませんでした。しかし、長続きしませんでした。
お客さんの目が厳しくなり売れなくなったのです。日本車やドイツ車が高品質で故障が少なかったからです。
この度のGMの経営破綻の原因は、アメリカの金融危機によって引き起こされたとされていますが、少し違うように思います。私が思うには、車の品質が悪いからです。明日から、どうか品質の高い車を作ってください。
日本のお客さんから「GMの車はいいなあ」と思われれば、きっと売れます。」
と言う内容でした。
自動車メーカーに限らず物造りを本業とする会社が、金融取引や買収業務などに手を染め、一時期は大もうけをしたとしても、決して長続きするものではないという、見本のような出来事ではないでしょうか。
「餅は餅屋」
メーカーと言われる会社は、やはり物造りに、本業に命を掛けることが基本だと改めて思った次第です。
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