(21.4.28) 晴天の下の散歩
25日は終日、雨が止むことなく降り続いた。
26日は一転して、風が一日中、吹きまくった。
お蔭で、空気がきれいに洗い流され、息をしても爽快な気分になった。
木々の緑も一段と鮮やかに見える。欅、モミジの黄緑の葉が朝日に照らされている。今が一番美しい時ではないだろうか。
幼葉の緑の何ときれいなことか。
芍薬、もみじ、紅カナメなどの幼芽は赤くひ弱に見えるが、陽の光を浴び、濃い緑に変っていくと、幼さはなくなり、夏の太陽に耐えるみどり濃い、力強い葉になっていく。
金沢小正門を過ぎ、冬の道橋を渡ったところの散歩道の中央に立つ1本の樫の木。
「♪この木なんの木、気になる木」と歌われている樹?。じゃないかと思うのですが、大地に「どっしり」と根を張っている。常緑樹の代表格の樹、樫の木だ。
この樫の木は今(冬から春にかけて)が紅葉の季節なのだそうだ。この季節に去年から寒さに耐えてきた葉が落ち、代わりに新しい芽が出て葉を茂らせていくのだそうだ。
落葉した葉と幼葉を比べると、越冬した葉は、濃緑色で大きく、分厚い。
落葉し、仕事を終えた葉は、茶色に変わっている。いわゆる紅葉だ。回りには落葉した葉が散らかっている。
一方幼葉は、今はまだ小さく、黄緑色から緑色である。これから夏に向けて、じっくりと鍛える時期になる。
杉や松などの常緑樹は、春は「紅葉の時期」なのだそうだ。
そんなことは全く知らずに、今日まで生きてきた自分が恥ずかしい。
上を見たり、下を見たり、左を、右を向いたりしながらの私の散歩は、いつも周囲をキョロキョロしながらである。
空を見上げたら、一面真っ青な中を飛行機が1機キラキラ光りながら飛んでいくのが見えた。足下にはツツジが真っ盛り、赤、朱、ピンク、白、紫などなど色とりどり。ツツジが優しく微笑んでいるかのようだ。
雨上がりの爽やかな風が私の肩を吹き抜けていった。
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