(20.11.28) 烏合の衆
「烏合の衆」
烏の群れのように、統一や規律のない群衆の形容を言う。
春の道の中程、春の道橋から扇田橋にさしかかるところに来るといつも烏の群れに出会う。時には20羽~30羽もの烏が群がり、身の危険を感じることすらある。
人間は「烏合の衆」などと例えて、烏をいかにも知恵の劣った鳥の代表のように思っている人がいたら、それはとんでもない誤りだ。
ここ春の道に彼らが集まって来るのは、彼らの餌である好物が落ちているからに違いなく、また、彼らなりの情報交換をはかっているに違いない。
彼らは、仲間同士で小さないさかいをすることはあっても、命を落とすような激しい争いは決してしない。
平和のシンボルのように言われている「鳩」の方が、雌をめぐる雄同士の争いは熾烈を極め、徹底的にやっつけることすらある。
さて、最近はペットブームで、ことに女性のあいだで犬を飼うのが流行しているようだ。四季の道でも、多くの女性が犬の散歩をしている姿に出会う。
ところで、「井戸端会議」というのは聞いたことがあるが最近は「犬会議」を開いているのをよく見かける。
それも人が通る道の中央を占領していることもあり、散歩する人間の通り道がなくなり、困ることさえある。これは何とかやめてもらえないだろうかと思う。。
2~3人、ときには5~6人ほどの女性がそれぞれに犬を引き連れては「犬会議」を開いていることもある。。
もろもろな犬情報の交換をはかっていたり、犬同士のコミュニケーションをはかっているのだろうが、ただ一つ見ていて気になることは、飼い主が犬がいうままに引っ張られていることだ。
これではお犬様が主で、飼い主が従の関係になっている。
散歩の際、犬は飼い主に絶対服従で、リードは短く持ち、飼い主より先に歩かせないと言うことを徹底させるのが、犬を飼う第一の「しつけ」だと、トレーナーは飼い主を指導している。
こういう、基本的な「しつけ」もさせずに、ただ単に我が子(犬)可愛さに集っているのは「犬合の衆」と言えなくもない。
愛犬家には、耳の痛い話だっただろうか?(散歩おじさん)



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